この度、ありがたいことにBluesky社からのトラベルサポートを受けて、バンクーバーで開催されるATmosphere Conference 2026に参加することになりました!

お声がけいただいた時は、「ほんとに僕なんかでいいんですか?」という気持ちだったのですが、せっかく貴重な機会を頂けたので現地の様子をバンバン共有して、少しでも日本のコミュニティへ還元できたらと思っています。

大会期間中、こちらのLeafletでデイレポートを発信します。
現地の雰囲気が伝わるレポートになるよう努力するので、ぜひご覧ください 📫

ATmosphere Conf 2026 参加レポート 📝
バンクーバーのUBC Campusで開催されるATmosphere Conference 2026の様子を現地からお届けします。
https://atconf-2026-msy.leaflet.pub/


本号では
Day 0として筆者の自己紹介を書かせていただきます。

自己紹介

名前はMasayaといいます。今は学生をしていて専攻は情報ではないのですが、Calm TechnologyやCivic Techに興味があり、いくつか学外でプロジェクトに取り組んでいます。

最近は友人とデジタルフォトフレームを作っています。

Masaya Narita
Engineer and prototyper. Exploring technologies that blend into everyday life and invite long‑lasting use.
https://masaya.info

Bluesky、ATmosphereとの出会い

Blueskyを使い始めたのは2023年12月でした。もう少し前から知っていたんですが、なかなか招待コードを入手できず、、、やっとInvitationが送られてきたと思ったら、少しして一般公開されました🙃

SNSを積極的に使うタイプではなかったのですが、新しいサービスを作るためにプロトコルから作るという思想に惹かれたのと、Fediverseの研究をしている知り合いがいたこともあり、興味を持ちました。

アカウントを作ってから暫くは知っている人がBlueskyに殆ど居らず、あんまり楽しくないなーと思ってました。

転機になったのが京都のミートアップです。Danさんの講演を聴いてATmosphereというエコシステムを知ることができましたし、他のユーザーの人と交流出来て、Blueskyの上手い使い方を知ることができました。(今はOut of boxで使いやすくなってきてますが、当時はとっつきにくくて、あのタイミングで他ユーザーさんと知り合える機会があってかなりラッキーでした!)

京都のBlueskyミートアップの様子 source: gigazine.net

Open Webの挑戦

唐突ですが、筆者のOpen Webに対する考えを書いて自己紹介を締めさせていただきたいと思います。

年齢の割にはインターネット昔話が好きなのですが、WWW誕生前にダグラス•エンゲルバートが提唱した集合的知性という概念はご存知でしょうか。コンピュータは単に数値計算を行う機械ではなく、インターネットを通じて人と人の知識をつなぎ、人類全体としての知能の増幅に寄与するものであるという考えです。WikipediaやiNaturalistのようなプロジェクトが良い例ですが、もっと広く個人ブログやSNSへの投稿もWebを使った集合知の形成と捉えることができると思います。

Web黎明期は世界を繋ぐという思想はあれど、そのネットワークに参加して集合知にアクセスするにはサーバーを用意したり、プログラミングを学んだりする必要があり、集団に開かれた知能という理想とは程遠い環境でした。(筆者は生まれてないので伝聞ですが)

そこからWebの裾野を広げるために、色んなサービスが生まれてWeb 2.0と呼ばれるUGC (User Generated Content, ユーザが作成したコンテンツ)の時代がやってきました。誰でも発信者として知識を公開できる時代がやってきたわけです。

しかしUGCの増大はユーザーに力を与えた一方で、膨大なコンテンツの管理という課題をサービス提供者にもたらしました。またウェブ技術を抽象化し、誰もが簡単に使えるようにしたサービスは、結果として、ユーザーとデータを特定のプラットフォームに閉じ込める「サイロ化」を生み出しました。

AT ProtocolやActivity Pubが取り組むOpen Webはこの「サイロ化」と「中央集権的な責任」の問題を解決し、UGCを本来あるべき姿に戻す試みだと思います。

現代の技術とガバナンスの課題を踏まえて、果たしてAT Protocolは初期のWebが掲げた「誰もが発信者となり、自由に情報を交換することで集合知を増幅する」状態を作り出すことができるのか、ATmosphere ConfではOpen Webの熱気と現在位置をこの目で見て行きたいと思います!


最後までお読みいただきありがとうございました!ぜひ次回もご覧ください!

ATmosphere Conf 2026 参加レポート 📝
バンクーバーのUBC Campusで開催されるATmosphere Conference 2026の様子を現地からお届けします。
https://atconf-2026-msy.leaflet.pub


画像出典:「京都のBlueskyミートアップの様子」from Gigazine.net